pukiwiki
インストール
この時点で設置は完了し、トップページの表示の確認ができます。
設定
基本的にINSTALL.txtに従い、手順を説明します。
pukiwiki.ini.php の設定
$adminpass の設定
- パスワード生成ページを表示する
http://localhost/pukiwiki/index.php?plugin=md5
- 生成したい種別のどれか1つを選択してパスワードを生成する
種別 | 種別名 | 変換後の文字列 | 設定文字列(例) |
---|---|---|---|
なし | そのまま | pass | $adminpass = 'pass'; |
x-php-md5 | PHP md5() | 1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72 | $adminpass = '{x-php-md5}1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72'; |
CRYPT | LDAP CRYPT | $1$AR.Gk94x$uCe8fUUGMfxAPH83psCZG/ | $adminpass = '{CRYPT}$1$AR.Gk94x$uCe8fUUGMfxAPH83psCZG/'; |
MD5 | LDAP MD5 | Gh3JHJBzJcaScd3wyUS8cg== | $adminpass = '{MD5}Gh3JHJBzJcaScd3wyUS8cg=='; |
SMD5 | LDAP SMD5 | o7lTdtHFJDqxFOVX09C8QnlmYmZnd2Qx | $adminpass = '{SMD5}o7lTdtHFJDqxFOVX09C8QnlmYmZnd2Qx'; |
記述対象(例):
$adminpass = '{x-php-md5}' . md5('pass');
↓
$adminpass = '{x-php-md5}1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72';
PukiWikiをインターネットに公開する場合
if (! defined('PKWK_SAFE_MODE')) define('PKWK_SAFE_MODE', 0);
↓
if (! defined('PKWK_SAFE_MODE')) define('PKWK_SAFE_MODE', 1);
オプションを有効にすることでPukiWikiの安全性を高めることができます。
インターネット(外部)に公開する場合は、オプションを有効にすることを推奨しています。
一部の例だと、ソースの漏洩や、ファイルのリビジョン一覧の漏洩、バックアップデータのレンダリングを無効にすることができます。*1
他人に編集させない環境の場合
if (! defined('PKWK_READONLY')) define('PKWK_READONLY', 0);
↓
if (! defined('PKWK_READONLY')) define('PKWK_READONLY', 1);
PukiWiki全体を凍結したり、ドキュメンテーション用にPukiWikiを使うなどのケースに利用する場合に設定されることを想定しています。
オプションを有効にすると、「編集」「凍結」「添付」「新規」「コピー」「名前の変更」などの作成・編集に関連する操作すべてが行えないような設定になります。*2
権限の設定
id:indication:20090511#1242077935(パーミッションエラーの回避方法)を参考にしてください。
以下のフォルダで「IUSR」に対して「変更」権限を付加してください。
フォルダ名 | 概要 |
---|---|
attach | 添付ファイル格納ディレクトリ |
backup | バックアップファイル格納ディレクトリ |
cache | キャッシュファイル格納ディレクトリ |
counter | カウンタファイル格納ディレクトリ |
diff | 差分ファイル格納ディレクトリ |
trackback | TrackBackファイル格納ディレクトリ |
wiki | データの格納ディレクトリ |
以上で設定は完了です。
*1:詳しくはBugTrack/787を参照
*2:詳しくはBugTrack/744を参照