Windows 2003 Server R2のService Pack 2パッチ版統合CD作成
概要
Volume License等でSP2版のCDが提供されていないため、作成の手順を念のため掲示しておく
前準備
- Windows 2003 Server R2 ディスク
- 以下をダウンロードしておく
- Windows 2003 Server SP2 (japaneseを選択しないと、後から大変なことになります)
- BBIE - Bart's Boot Image Extractor - CDのブートセレクタ吸出し用
- Porable ImgBurn の日本語化 - 日本語化工房
Disc1の作成
ブートイメージを取得する
SP2を適用する
- コマンドプロンプトを開く
- 次のコマンドを実行する
- c:\WindowsServer2003-KB914961-SP2-x86-JPN.exe /integrate:c:\win2003r2\disc1\
- ファイルの展開画面が表示される
- パッチ適用の進捗画面が表示される
- エラーなく進んだら、SP2の適用完了したものがc:\win2003r2\disc1\にある
SP2適用中にエラー(書き込みできませんなど)が出た場合、作業HDDを別のものに変更してみるとうまくいくことがある。
イメージファイル(iso)を作成する
- Img Burnを開く
- ファイルからイメージ作成を選択する
- フォルダの選択で、c:\win2003r2\disc1\を選択する
- オプションの設定(右側にあるはず)で、以下の情報を設定する
- ラベル名
- Bootstrapイメージ
- image1.bin ファイルを指定
- 作成を行う
- 必要に応じて作成されたイメージファイルをCD-R等に焼きこんでください。(700Mぐらいあるので注意)
Disc2の作成
SP2を適用する
- 次のファイルをメモ帳などで開く
- c:\win2003r2\disc2\CMPNENTS\R2\R2INTL.INF
- 「R2SPLevel = 1」を以下のように書き換える(SP2の場合)
- R2SPLevel = 2
- 保存する
イメージファイル(iso)を作成する
- Img Burnを開く
- ファイルからイメージ作成を選択する
- フォルダの選択で、c:\win2003r2\disc2\を選択する
- オプションの設定(右側にあるはず)で、以下の情報を設定する
- ラベル名
- 作成を行う
- 必要に応じて作成されたイメージファイルをCD-R等に焼きこんでください。(700Mぐらいあるので注意)